Forebaのカルクウォール(スイス漆喰)

コロナウィルスが世界的に大流行してしまい大変な世の中になってしまいました。

旅行などはもちろん、仕事や普段の買い物、外食にまで気を使わなくてはいけない現状。

でも下を向いてばかりでは楽しくないですよね!

普段はお外に出る機会が多い方も自宅待機が増えたかと思います。

そんな増えたおうち時間ですが楽しみましょうね。

今回のブログは、そんなおうちの外壁やお部屋の壁などに使っているforebaの(スイス漆喰)を

ご紹介しましょう!

 

 

1.漆喰の持つ効果〜強アルカリ性と呼吸性〜

 

スイス漆喰は、生物のように呼吸をしている素材です。

そのため、室内の湿気を吸放湿してくれるので年中を通して快適に過ごしやすい環境を作ることができます。

またそれだけではなく、スイス漆喰は強アルカリ性という特徴があります。

有機物や、空気中のウィルス、匂いまでも吸着し分解してくれる力があるのです。

さらにスイス漆喰の持つこれらの効果は、日本の住環境でよく悩みとしてあげられる結露やカビの発生を抑えることができます。

アレルギーやシックハウス、喘息の原因として考えられているのは化学物質だけではなく、カビが大きく影響していると言われています。

日本の気候風土を考えるとスイス漆喰のカビを抑える強アルカリ性は家づくりに必須と言っても過言ではないかもしれません。

 

 

 

 

 

2.漆喰が持つ効果〜防静電気とメンテナンス性〜

スイス漆喰は静電気を発生させず埃が舞いづらい空間を作ることもできます。

ビニールクロスなどの一般的に壁の仕上げ材として使われているものは基本的に静帯電性があり、

静電気を起こすので壁一面に埃が張り付きやすく、人が通るたびに人が通るたびに埃が室内舞ってしまい

アレルギーの元にもなりかねません。そして、塗り壁を使う時に不安になるのはメンテナンスです。

「汚れたらどうしよう」「割れたら直せるのか」といったご意見はたくさんいただきます。

漆喰の寿命はとても長く、手入れがしやすいため3000年も前から世界各地で使われ続けています。

とはいえメンテナンスが不要ということではありません。

汚れたり割れてしまっても簡単に補修することができるのもスイス漆喰の特徴と言えます。

 

3.日本の気候に適した素材「本漆喰」

 

スイス漆喰が生まれたスイスという国は、アルプス山脈の麓にある九州と同じくらいの広さの国です。

またその気候風土は、日本同様に雨や雪があり、湿気に悩む国であるということが共通点です。

なので、日本のように湿度が住宅の長寿命化に影響を与える地域には、こういった気候に適した調湿性のある建材が必要と言えます。

また日本は、高温になる夏の暑さ対策として、スイス漆喰の遮熱性は大きな効果が期待できます。

なぜならば、赤外線反射率91%という特徴で遮熱塗料以上の効果があり、日本の気候には適していると言えるのです。

 

4.漆喰の持つ効果〜再石灰化と強度と柔軟性〜

 

スイス漆喰は再石灰化という自然のサイクルを持ち合わせている素材です。

再石灰化というのは、乾燥した漆喰が空気中の二酸化炭素と反応して、100年かけて元の石灰石へ戻る現象です。

また、合成樹脂を使わず、混ぜ物も少ないスイス漆喰はとても強度が強い素材です。
実際にJIS A 6909(建築用仕上塗材)に準じた付着強度試験では、

平均1.0N/m㎡(塗り壁に必要な強度0.4N/m㎡以上)という結果がでており、幅広い建物に安心して使うことができます。

現代の漆喰は割れやすいという点から扱うのが難しい素材でしたが、スイス漆喰は低温で1週間焼き上げているので

粒子が非常に細かく均一になることで曲げてもヒビが入らないほど柔軟性を持っている素材です。

本物の素材は、正しい製法で作られ、それを正しい施工法で使うことで長く保たれる素材になります。

 

いかがでしたか?forebaの漆喰に囲まれたおへや時間ってプライスレスだと思いませんか?

漆喰にも色々な種類があります。一見、見た目が一緒でも中身は全然違うのです。

以前投稿したブログもおうち時間にお読みください。

 

緑と空と漆喰と…