2024年夏、世界平均気温は観測史上、最高を記録
今年の夏も全世界で猛暑の記録更新は昨年に続き、2年連続でした。
もちろん日本の夏も例外なく過去最も暑い夏になった事はご存じの事だと思います。
2000年代に入り猛暑日の増加が顕著になってきました。
ある解析に依ると2050年頃には大阪市で40日前後の猛暑日が普通になるとの結果も出ています。
このまま行けば2100年頃には猛暑日が70日以上になって一年の20%以上が猛暑日という
過酷な計算になってきます。
これだけ猛暑日が多くなってくると熱中症予防の必然性がさらに高まってきます。
2024年7月29日から8月4日の状況を見ると全国で1万2272名が救急搬送され前年同期より
1000名近くの増加となっています。
熱中症で搬送された内訳は屋外が多いと思われがちですが、なんと住居が40%を超えています。
おうちの中で40%以上の方が熱中症になっているという事です。
室内熱中症になる主な原因が室温や湿度の高さ。長時間の作業、体調不良などと水分補給できない状態です。
近年、国レベルでもおうちの性能を向上させようとの動きがみられ、改善されつつある事が明るい兆しですが
おうちの性能が上がってもエアコンを稼働させないというのは非現実的です。
電気代も高騰してきている昨今。経済が低迷中の日本では悩ましいお財布事情ですよね。
もう一つ大事な事があります。
いくらエアコンを稼働させて室温を一定に保てても何故か不快と感じる事があります。
室温と同じくらい大切な要素が体感温度です。
同じ室温でも湿度などを含めた体感温度の違いから熱中症リスクが高まります。
この熱中症リスクを回避する為に湿度や表面温度が高くならないようにするには?
今回は断熱材に注目していきます!
この暑い夏に強い断熱材があります。それはドイツ製の木繊維断熱材「STEICO(シュタイコ)」 です。
壁や天井の中に充填するタイプのシュタイコゼル
屋根の上やおうちの外部に使う付加断熱用のシュタイコデュオドライ
このも充填用のシュタイコフレックス038
上記がシュタイコの主な特徴です。
少し掘り下げていきます。
1. 断熱|夏の断熱に強い
セルロース断熱材のメリットは省エネ性と冬の温かさ。
しかし、地球温暖化が進む昨今、断熱性能は冬の寒さだけではなく、夏の暑さを防ぐ性能が必要です。
STEICO断熱工法は、熱容量が高く熱伝導率が非常に低いため、真夏の外気温を室内に通しません。
優れた断熱性能で、真夏でも快適でひんやりと涼しい室内環境を創ります。
◆「熱容量」とは◆
物体の温度を1℃高めるのに必要な熱量のこと。数値が高いほど温まりにくくなります。
つまり、日本の夏を快適に過ごすには「熱容量」こそが最も重要なカギ。
これまで断熱材の性能は冬の寒さに対する熱伝導率が重要視され、
熱容量にはあまり注目されていませんでした。
しかし、「熱容量=夏」と「熱伝導率=冬」を高いレベルで併せ持つ木繊維断熱材は、
いま欧州で非常に注目されています。
以下の資料でも分かる通りその他の断熱材より数値が高い為、おうちに熱が伝わりにくくなります。
2.化学物質不使用|オーガニック断熱材が作る建築と暮らし
針葉樹の端材や鋸くずが原料のため、化学物質を含む成分は一切不使用。
屋根や壁に施工することで、快適で健康、安心な暮らしを約束します。
「STEICO」はヨーロッパ各国で何十年にも渡りその性能を実証され
製品は全てFSC、PEFC認証の木材から製造されたエコロジー製品です。
I B J 研究所の会員でありバウビオロギー協会、パッシブハウス協会の会員で環境と快適な生活を
護るための活動を行っています。
建物全体を覆うからこそ安全性にはこだわりがあります。
3.調湿|呼吸する断熱材
木繊維で構成された「STEICO」は透湿性が高く、夏の蒸し暑さや、梅雨のカビ、冬の結露など、
気候の変化に富んだ日本に最適な断熱材。
室内を最適な湿度に調整します。
4.防音|図書館並の静かさ
断熱材でありながら、優れた防音効果を兼ね備え、心地よい室内音響効果をも約束。
大通りに面した住宅でも図書館並みの静かさで、静かでストレスの無い生活環境を保ちます。
「STEICO」は、自然素材でありながら熱容量2100という高い断熱性能を誇ります。
さらに梅雨や蒸し暑さを防ぐ透湿性能。
建物全体を覆うものだからこそ、防蟻処理も含め有害化学物質は一切不使用。
どこよりも居心地よく、安心して暮らせる住まいづくりをお届けします。
動画でもご覧いただけます。